ZAPATA FLYRIDE
2019年 02月 07日
映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場した、空中を浮遊して走るスピーダー・バイク。スカウト・トルーパーやルーク、レイア姫が乗りこなせたのは当然として、注目すべきは、原始的なイウォーク族ですら、手探りで走らせたこと。このシーンでは、高度に進化したノリモノは制御系が洗練され、知識や技術がなくても、ある程度は動かせることが描かれている。
フライライドで飛ぶためには、いくつかの準備が必要だ。まず、水辺のできるだけ平らな場所にフライライドを置き、ジャイロスコープをリセットして水平姿勢とゼロ高度を記憶させる。次に、ハンドルを左右一杯に切って2本のトリガー(右:スロットル/左:アップダウン)も握り、入力装置と左右の噴射ノズルの動きを連動させる。レベルを設定したら、準備完了。
レベル
チャイルド:ステアリング反応ソフト/最高高度3m
ビギナー1:ステアリング反応ソフト/最高高度4m
ビヒナー2:ステアリング反応ソフト/最高高度4m/バレルロール
インターミディエイト:ステアリング反応シャープ/最高高度7m/バレルロール
プロ:ステアリング反応アグレッシブ/最高高度9m/バレルロール、インフィニティ
高度なフライトコントロールシステムにより、ボタンひとつでトリックが繰りだせるフライライド。ビギナー2とインターミディエイト設定では、反時計回りに横1回転するバレルロール。プロ設定ではバレルロールに加え、8の字を描くように横回転するインフィニティもメイクできる。
トリックを繰りだす手順はこうだ。
まずは、覚悟を決める。覚悟を決めたら、左手側のトリックボタンを3秒以上長押し。ハンドルがブルッと1回振動したら、セット完了。ボタンを放すと、トリックがスタートする。
トリックがスタートすると、まずはトリックに必要な高度までフライライドが自動で上昇。
十分な高度に達すると〝カクン〟と一気に回転が始まり、1回転した時点で回転が止まる。
編集部も実際にバレルロールに挑戦してみたが、難しいことはなにひとつなく、ハンドルをしっかり握っているだけで、バレルロールができた。マジ、感動。
何度か挑戦してみたが、キレイに1回転できるときもあれば、少し回転が足らずに着水してしまうこともあった。回転時は腕を突っ張らず、肘を曲げて上体を伏せると回転半径が小さくなり、回りやすくなるようだ。