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ZAPATA FLYRIDE

いきなり!フライ!!
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ZAPATA FLYRIDE


映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場した、空中を浮遊して走るスピーダー・バイク。スカウト・トルーパーやルーク、レイア姫が乗りこなせたのは当然として、注目すべきは、原始的なイウォーク族ですら、手探りで走らせたこと。このシーンでは、高度に進化したノリモノは制御系が洗練され、知識や技術がなくても、ある程度は動かせることが描かれている。

このスピーダー・バイクのように高度に洗練された制御システムを持ち、練習なしで誰もがいきなり飛べてしまうのが、遠い昔、はるか彼方の銀河系ではなく、現在の太陽系第三惑星で誕生したザパタ・フライライドだ。



高度なフライトコントロールシステムと、
ジャイロスタビライザーを搭載
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ハンドルと連動する左右の噴射ノズルは物理ケーブルではなく、フライバイワイヤーで電気信号に変換され、電気モーターで動く

フライライドには高度なフライトコントロールシステムとジャイロスタビライザーが搭載されており、離水から空中での姿勢制御まで、すべてを自動でおこなってくれる。空中でライダーがハンドルを切ると、あらかじめ設定された5段階のレベルに応じて、左右の噴射ノズルを最適な角度に調整して、安定した旋回ができるようになっているのだ。
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リチウムイオンバッテリーを接続し、スイッチオンでフライライドが起動する


フライライドで飛ぶためには、いくつかの準備が必要だ。まず、水辺のできるだけ平らな場所にフライライドを置き、ジャイロスコープをリセットして水平姿勢とゼロ高度を記憶させる。次に、ハンドルを左右一杯に切って2本のトリガー(右:スロットル/左:アップダウン)も握り、入力装置と左右の噴射ノズルの動きを連動させる。レベルを設定したら、準備完了。

レベル

  1. チャイルド:ステアリング反応ソフト/最高高度3m

  2. ビギナー1:ステアリング反応ソフト/最高高度4m

  3. ビヒナー2:ステアリング反応ソフト/最高高度4m/バレルロール

  4. インターミディエイト:ステアリング反応シャープ/最高高度7m/バレルロール

  5. プロ:ステアリング反応アグレッシブ/最高高度9m/バレルロール、インフィニティ

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フライライドを水に浮かべてまたがり、PWCのスロットルを開けていくと、自動で離水してくれる
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フライライドの基本高度は、水面から約1.5m。左手側のアップダウントリガーを握ると、上昇していく。空中姿勢が抜群に安定しているので、ハンドルから手を離しても全然オッケー!!

恐怖感はなく、
純粋に浮遊感を楽しめる
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どうです!? この高さ。最高到達高度は、プロモードで9メートル
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インターミディエイト設定では、アグレッシブなフライトが可能

画像でライディングを披露してくれているのは、フライボードやフライライドの体験・販売をおこなっているワンズオートクラブ代表の小林さん。編集部も実際にインターミディエイト設定で体験させてもらったが、空中でも抜群に安定しているため、恐怖感はなく、純粋に浮遊感を楽しむことができた。少し慣れてきたところで、旋回時に強引にイン側に体重移動してみたところ、イン側の噴射ノズルが瞬間的に下向きに動き、必要以上に機体が傾かないように補正してくれた。マジ、賢い。

ボタンひとつで、
トリックが繰りだせる!!
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ボタンを押して離すだけで、バレルロールができちゃうんです。ホントに、ホントだよ!!


高度なフライトコントロールシステムにより、ボタンひとつでトリックが繰りだせるフライライド。ビギナー2とインターミディエイト設定では、反時計回りに横1回転するバレルロール。プロ設定ではバレルロールに加え、8の字を描くように横回転するインフィニティもメイクできる。

トリックを繰りだす手順はこうだ。

まずは、覚悟を決める。覚悟を決めたら、左手側のトリックボタンを3秒以上長押し。ハンドルがブルッと1回振動したら、セット完了。ボタンを放すと、トリックがスタートする。

トリックがスタートすると、まずはトリックに必要な高度までフライライドが自動で上昇。

十分な高度に達すると〝カクン〟と一気に回転が始まり、1回転した時点で回転が止まる。

編集部も実際にバレルロールに挑戦してみたが、難しいことはなにひとつなく、ハンドルをしっかり握っているだけで、バレルロールができた。マジ、感動。

何度か挑戦してみたが、キレイに1回転できるときもあれば、少し回転が足らずに着水してしまうこともあった。回転時は腕を突っ張らず、肘を曲げて上体を伏せると回転半径が小さくなり、回りやすくなるようだ。


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2人乗りもできるがその場合、PWCの最大出力は300馬力以上が推奨されている
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スロットルの操作はPWC側でおこなうだけでなく、フライライド側でおこなうキットもオプションで用意されている。

ZAPATA FLYRIDE
●全長×全幅×全高:172×75×90cm ●重量:33kg ●定員:2名(~200kg) ●PWC:180~400馬力(155馬力でも使用できるが、その場合、ライダーの体重は90kgまで。また、パフォーマンスも極端に限定される) ●価格:95万5000円+税(ホース、バッテリーは別売り)

フライライドの購入および体験はワンズオートクラブまで


by hotwatersportsmag | 2019-02-07 18:48 | インプレ